稲富勇成の客車用ホーム
こんにちは、稲富勇成です。
客車用ホームって今みるとめちゃくちゃ低いですよね。
逆になんで電車のホームはあれだけ高いかというと、電車の床下には様々な走行用の機器が収められているからです。
そのため、機関車に引っ張られるだけでブレーキ装置くらいしかない客車と比べるとどうしてもホームが高くなるというわけです。
昔は客車中心でしたが、電車の普及にともない、ホームを高くする必要が出てきました。
その結果、客車ホームにかさましを行い、地上からの高さを高くしたりしたようです。古くからある駅に行くと、かつての客車ホームが地層のように現れていたりするのを見れたりします。
昔は長い客車列車が来ていたけれど、今はたまに2両くらいの列車しか来なくなった、というような駅の場合は、ホームの一部のみがかさましされ、それ以外は客車時代のまま、という場合もあります。
そういったところでは明らかに低くなっているのが見てわかります。すごいですよね、こういうのは見ていて楽しいです。